11月16日(月)~20日(金)の5日間でワールドフードチャリティーフェスタを実施しました。
これは、学童クラブの4~6年生が、世界の食べ物を作って保護者向けに販売し、売上金を横浜YMCA国際・地域協力募金に寄付するという催しです。
<1日目>
アメリカ-ホットドッグ、ポップコーン
「お母さんの料理を手伝ってるから!」と、フライパンと菜箸を上手に使っていました。
ポップコーンは鍋を使って素から作りました。加熱してポンポン弾けだすと、みんなのテンションも上がります。「こんなにたくさんのポップコーンは見たことない!」と出来上がった大量のポップコーンを前にうれしそうにカップに分けていました。
ホットドッグの(小)と(大)、ポップコーンの(小)と(大)の完成!YMCAの館内に香ばしいにおいが漂っていました。
<2日目>
韓国-チヂミ
チヂミの粉に水を加えて生地を作ります。生地をフライパンに流し込んでじっくり焼きます。
フライ返しを使って・・・上手にひっくり返せるかな?「やったー成功!」「失敗したぁ~。」歓声と悲鳴が聞こえます。いびつな円の形でも手作り感があって良いですね。
キムチ・ニラ/明太子・ポテト/もち・チーズ/ミックスの4種類を作りました。
<3日目>
メキシコ-チリコンカン風タコス
にんじん、ピーマン、玉ねぎをそれぞれ1cm角に切ります。みんな真剣モードです。
切った野菜をカットトマトソースの中に入れてグツグツ煮込みます。
時間をかけて柔らかくなるまでじ~っくり・・・
タコスチップスと一緒にいただくと、絶品です。
<4日目>
ベトナム-生春巻き
きゅうり、にんじん、もやし、サニーレタスを水で戻したライスペーパーで巻きます。
ひたすら、巻きます。心を込めて、巻きます。
具材が多すぎて、ビリッ・・・「破れちゃった~。」そんな声も時折聞こえました。
アボガド・チーズと、かにかま・ハムの二種類を用意しました。具材がパンパンに詰まっているのが分かりますね。ヘルシーです。
<5日目>
スペイン-パエリア
パプリカはみじん切り、ソーセージは5mm程度の薄さに切ります。5日目ともなると、包丁使いも慣れてきたようです。シーフードからはおいしそうな茹で汁が・・・。パエリアは、炊飯器とフライパンで作る二種類のバージョンを作りました。フライパンの方は、なかなかお米の芯がなくならず、時間をかけてじっくりと煮詰めました。
シーフードいっぱいのパエリアが完成!
<販売の様子>
連日、多くのお客さんが来てくれました。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
YMCAスタッフ、学童クラブの卒業生まで!
4~6年生のみんなは、料理を作り終えると、エプロンを脱いで売り子さんに変身です。「俺が店長だ!」と張り切ったり、「お金の計算は任せて!」と電卓片手にお金の管理をする姿が見られました。「いらっしゃいませー!」や「ありがとうございました!」の掛け声もばっちりです。
玄関に宣伝の掲示を作ったり、サンプルを置いたり、カートに乗せて訪問販売をしたりと、自分たちでアイディアを出して一つでも多く売って募金を集めようとする積極的な姿がとても印象的でした。
1~3年生も、「呼び込みしてくるね!」とお迎えがくるたびに「チヂミ売ってまーす!おいしいですよー!」と元気に呼び込みをして自発的に協力してくれました。
保護者の方からは、「子どもたちが、とても生き生きしてますね。」「みんなが、がんばって作ったことが伝わってきて、とてもおいしかったです。」「たまねぎが嫌いなうちの子がおいしいって食べてました。自分で作ったものだと、やっぱり違いますね。」などの感想をいただきました。
子どもたちや保護者にとって満足度の高いイベントとなりました。
5日間で、52,150円の売り上げ(募金)がありました。皆さまのご支援とご協力に感謝申し上げます。この活動を通して、自分たちの力で集めた募金の重みと大切さを感じてもらえたのではないでしょうか。「来年もやろうね!」そんな声とともに、ワールドフードチャリティーフェスタは幕を閉じました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)