2016年2月26日金曜日

ピンクシャツデーメッセージボードを作成しました!

金沢八景YMCA学童クラブ・ピンクシャツデーに向けての取り組み⑤<低学年対象>

ピンクシャツデーに向けて、子どもたちは金沢八景YMCA館内に設置するメッセージボードを作成しました。
いじめがテーマの絵本「わたしのいもうと」の読み聞かせなど、ピンクシャツデーに関する取り組みをした上で『「いじめ」についていま私ができることは?』というメッセージを一人ひとり書きました。
学童の子どもたちはもちろん、金沢八景YMCAに関わる全ての人たちにもメッセージを書いていただけるよう館内1階受付前にメッセージボードを設置しました。メッセージを呼びかけるために掲示を作ったり、自らボードの前に立ち保護者の方に声掛けをしている子も見られました。
メッセージボードの作成にはカードはどのようなデザインにするか、ボードにはどのような材料が必要かと子どもたち自身の意見をまとめ、反映させています。
たくさんの手作りメッセージカード
24日(水)ピンクシャツデー当日はみんなの努力の甲斐あってかボードがメッセージカードでいっぱいになりました。来館した方がふと足をとめて、メッセージを見ている姿から子どもたち一人ひとりの思いが伝わっているのだなあと感じました。思いが目に見え、形となるのはとても素晴らしいですね。




(金沢八景MCA学童クラブ 森田 純弥)

2016年2月25日木曜日

過去の事件から考える「いじめ」

金沢八景YMCA学童クラブ  ピンクシャツデーに向けての取り組み②<高学年対象>

過去に起きたいじめ事件を取り上げ、事件について考えるワークをしました。

①「いじめ」とはどのようなことだと思いますか?
②この事件を聞いて、感じたことを書きましょう。
③Aくんはなぜいじめられてしまったのだと思いますか?
④Aくんをいじめた人たちは、なぜ人をいじめてしまうのだと思いますか?
⑤自分がAくんの同級生だったら、どの立場にいると思いますか? また、それはなぜですか?
⑥このような事件を起こさないためには、どのようなことが必要だと思いますか?

事件の概要を聞いた後に、上記6つの質問が書かれたワークシートを埋めます。

すると、⑤の答えに、子どもたちのリアルな声が表れました。
「いじめるほう」(6人/10人)
理由
・人に左右されやすい
・みんながやっているとまねしちゃう
・みんながいじめているから自分もいじめをしなきゃいけないと思うから
・人をいじめるとストレス発散になるから
・自分もいじめられるのがいやだから
・周りにあわせないといじめられたり浮くから自分を守るため
「全然関係のない人」(1人/10人)
理由
・めんどくさくなる
「となりで見てる」(1人/10人)
理由
・いじめたらおこられるしたすけたら自分までいじめられる
「いじめている人をとめる」(1人/10人)
理由
・とめたほうがけんかがなくなると思う
「話し相手になる」(1人/10人)
理由
・いじめをとめる勇気がないから、まずはいじめられている人にはなしをきく

①や②では、いじめは悪いこと、悲しいこと、Aくんがかわいそうなど、いじめやいじめた人を批判する意見がほとんどでした。
頭ではいじめがいけないことだと分かっていても、⑤の答えからは、誰しもいじめに加担してしまう心理的変化を持っていることが分かります。
集団心理や同調効果のこわさを感じざるを得ませんでしたが、このワークから子どもたちのリアルな心の声を聞くことができたことは大きな収穫でした。
この子どもたちの声にどのように向き合っていくかを考えることが私たち大人の責務だと感じさせられるワークとなりました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)

2016年2月24日水曜日

ピンクシャツデーの1日!

金沢八景YMCA金沢八景YMCA保育園

私たちは「いじめ」のない社会を築くことに努めます!
人はそれぞれ違っていていいのです。私たちはお互いを尊重し、認め合う気持ちを持ち続けていくために、積極的に活動を行います。 
★いじめに反対するメッセージボードから★
◆学童のピンク◆

★保育園のピンクパジャマ★
くちびるが自然のピンク色
カメラマンのピンクのサンダル

今日は1日ピンク一色の金沢八景YMCAでした!
 (金沢八景YMCA マックニール由美子)

フェアプレーから学ぶ

金沢八景YMCA学童クラブ ピンクシャツデーに向けての取り組み④<低学年対象>
「フェアプレーと聞いて何を思い浮かべる?」
そのような問いかけから「フェアプレーとは何か?」と、チームワークが必要なレクリエーション(ボール送り、ピンポン玉リレー、人間知恵の輪)を通じて「人を思いやる心の大切さ」を考える時間をもちました。
まず実際にあったフェアプレーを指導員から話してもらい、もし、自分たちがその場にいたらどのような行動をするのか考え演じてみました。子どもたちは実際にあったできごとの話に、驚き感心し、さらに「こんな場面も知っているよ!」と自らみんなの前に立ち発表する子もいました。子どもたちの積極性がうかがえ、一人ひとりの新しい一面を知ることができました。
まとめとして“One for all, All for one”の「互いに思い支え合うことの大切さ」を伝えました。
<ボール送り>数パターンの送り方をして勝負しました!
活動を通して、子どもたちの口から自然とお友だちを思いやる「〇〇くん頑張れ!」やレクリエーションの対戦相手に真摯に向き合う「(負けたくないから)もっとこうしようよ!」と味方に呼びかける声を聞くことができました。これからもその気持ちを大切に、日々の生活に活かしていってほしいと願います。
<人間知恵の輪>相手チームの代表者にほどかれないように頭脳合戦です!
(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)

2016年2月23日火曜日

お友だちから見た自分はどんな姿?

金沢八景YMCA学童クラブ  ピンクシャツデーに向けての取り組み③<高学年対象>
「あの子が△△するからいけないんだ。だから自分は□□するんだ。」子どもたちのケンカのシーンでよく耳にする言葉です。
自分の何気ない言動が、相手を傷つけていて、当人はそのことに気付いていないことが往々にしてあります。
自分はお友だちからどのように見られているのだろう?
そのことを知るために、「鏡映的自己」というワークをしました。
自分が思う、自分の「良いところ」「直したいところ」
お友だちから見た、
その子の「良いところ」「こうした方がもっとすてきになると思うところ」を付箋に書いて挙げました。

普段一緒にいてもなかなか口に出すことがない相手の良いところ。けんかが起きたときに必ず挙がる相手の直してほしいところ。
どちらも日頃から面と向かって伝えることができていたら、友好な関係を築くことができるのかもしれないですね。
本音を出し合えたことで、ワークを終えたあとのみんなはすっきりとした表情をしていました。

そして、ワークの後にこんなほっこりエピソードが。
「妹にやさしい」と自分の良いところを挙げてもらった子が、ワークの後、保育園のお友だちに紙芝居を始めました。「こういうところだよね。〇〇の良いところは。」と声が挙がります。

周りにいた子たちも、それに倣えと絵本の読み聞かせをしてあげたり、トランプを一緒にやってあげたり・・心温まる光景を見ることができました。


(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)


2016年2月20日土曜日

チアダンスCHEQUER チャリティイベントに参加!

金沢八景YMCA  チアダンスCHEQUERの活動報告

2月20日(土)金沢八景ワイズメンズクラブ主催の東日本大震災復興支援「第10回チャリティ芸能祭り」の第3部オープニングセレモニーにて、演技の披露と募金活動を行ってきました。
演技前の緊張した集合写真
5年前に4人から始まったチアダンスクラスも現在では25名の幼児~小学生が元気いっぱいに練習に励み活動をしています。今日は17名のメンバーで演技の披露を行いました。
幼児~小学2年生クラスの演技


小学生クラスの演技

会場から「かわいい!」の声が飛ぶなど、緊張しながらも笑顔いっぱいで3曲を披露しました。チアダンスを始めてまだ数ヶ月のメンバーも舞台の上で頑張りましたね!
YMCA Dance2015で全員の演技
演技後の後には、募金箱を持った子どもたちが会場内をまわり、たくさんの方の温かい気持ちを受け取りました。この善意の募金は、今年度は台湾地震復興のために直接現地に届けられます。
募金活動を終えて
3月のクラス最終日の発表会に向けて、また、頑張りましょう!

(金沢八景YMCA マックニール由美子)

2016年2月19日金曜日

ピンクシャツデーってなぁに?

金沢八景YMCA学童クラブ  ピンクシャツデーに向けての取り組み①<全学年対象>

2月24日(水)はピンクシャツデーです。
ピンクシャツデーとは、2007年よりカナダから世界に広がった「いじめを反対運動」です。
八景学童では、ピンクシャツデーに向けて様々な取り組みをしています。
初回は、イラストを書くのが得意な指導員が紙芝居をして、ピンクシャツデーのはじまりについて理解を深めました。

ピンクのシャツを着て登校した男の子が、シャツの色をからかわれいじめに遭ってしまいます。
「みんなだったらどうする?」と問いかけ、<架空の人物=私>のセリフを一人一人考えました。
「みんなでピンクのシャツを着ようよ!」と運動に賛同するセリフもあれば、「先生に言っちゃうぞ!」と大人に助けを求めるセリフもありました。
中には、「いじめはよくない、と思っていても、口に出したり行動に移すことはできないかもしれない」という声もありました。
カナダの高校生はみんなでピンクのシャツを着ることで「いじめ反対」の意思を表現しました。
一人では勇気がでないことも、同じ思いを持つ仲間と一緒に行動することで心強くなります。
ピンクシャツデーに向けて、一人一人が考え、仲間と共にできることを探していってほしいと思います。

(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)

2016年2月18日木曜日

「世界一大きな授業」inピースフォーラム

金沢八景YMCA学童クラブ

2/11(木・祝)、湘南とつかYMCAで開催されたピースフォーラムにて、
「世界一大きな授業」を実施しました。

発表の内容

①世界の小学校に通えない子どもがどのくらいいるか
  先進国と途上国の小学校の違い
世界の子どもの人数が36人だとすると、どのくらいの子どもが小学校に通えていないのかを3択で出題しました。日本の6~12歳の約7倍の子どもたちが通えていないことにみんな驚きです。では、なぜ小学校に通うことができないのでしょうか?お客さんに向けて地球ボールを投げて、キャッチした人に自分の考えを発表してもらいました。
「日本の小学校とカンボジアの小学校って全然違うね。」
日本の小学校には壁や電気、テレビなど施設が充実しているのに対して、カンボジアの小学校は机と椅子と屋根、黒板しかありません。同じ小学校でも国によってこんなに違いがあるんだと、小学生のみんなは目を丸くしていました。

 ②世界の識字率について
  文字が読めないとどのようなことが起こるか(劇)

日本は教育が行き届いているので、大人も子どもも当たり前のように読み書きができます。
しかし、世界にはそれが当たり前ではない大人や子どもが多くいます。学校も病院もないYMCA村で起こった出来事を劇にしました。お客さんの参加型で行った劇は、笑いも起こり盛り上がりました。

③世界の一年間に必要な教育費と世界の一年間の軍事費の比較

世界の子どもたちが一年間小学校に通うために必要な支援金と世界の一年間のゲームの売り上げや世界の一年間の軍事費ではどれが一番多いかを3本のテープを用意して比較しました。軍事費の圧倒的な多さに、「人を傷つけるために、こんなに多くのお金が使われているなんて!」との感想が。全くその通りですね。

④マララ・ユスフザイさんの紹介

ノーベル平和賞を授賞したマララ・ユスフザイさんのスピーチの言葉を穴埋めにしてみんなで考えました。今回の授業のまとめになるようなマララさんのメッセージは心に響く内容でした。
「17歳でこんなことが言えるなんてすごい!」
「私もマララさんを見習って教育の必要性を伝えたい!」
この授業を聞いたみんなが、マララさんの代弁者になれると良いですね。

⑤みんなで書こう!ピースメッセージ
最後に、授業を聞いて感じたことをピースメッセージとして、紙に書いてもらいました。
「教育の大切さは一方的に言われてもよく分からないと思いますが、自分たちで調べて発表することで今の状況がよく理解できたと思います。自分も非常に勉強になりました。」
 「知っているつもりで知らないことがたくさんある、と知りました。現状を変えるには、多くの人が知ることが必要だと思いました。」
 「平和の大切さ教育の大切さ学校で勉強できる幸せを感じることができました。とっても楽しく学ぶことができました。」
 「みんなが学校に通える日が一日でも早く来るように、教科書やノート、えんぴつを寄付したいと思いました。」
たくさん集まったピースメッセージからは、私たちの思いを受け取ってもらえたことが伝わってきました。ただ台詞を読むのではなく、自分の言葉で伝えることを大切に練習してきた3週間。
学童クラブの限られた時間内ではありましたが、ご家族の皆さまにご協力いただきながら、一人ひとりが一生懸命取り組みました。

発表を終えた子どもたちは、達成感と充実感からとても晴れやかな表情を見せていました。
参加したメンバーの感想
「緊張したけど楽しかった!」
「難しかったけど勉強になった!」
「知らなかったことをたくさん知ることができて、良い機会になった!」
「こういう機会があったらまた参加したい!」
「今日ここにいなかった人たちにも、世界一大きな授業の内容を伝えようと思う!」

メンバーの保護者の方々からの感想
「限られた時間の中で、ここまでよく練習しましたね。」
「人前で発表することの緊張感を味わえて良い経験になったと思います。」
「難しい内容をよく理解したなぁと感心しました。」
「世界の教育の現状を知ることができて、この学びはきっと一生ものだと思います。」
「銃ではなく教科書を」
「戦車ではなく学校を」

マララさんの言葉を胸に、「世界一大きな授業」は閉講しました。

(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)

2016年2月6日土曜日

雪遊びに行ってきました!

金沢八景YMCA保育園金沢八景YMCA  ファミリーキャンプ雪遊びのご報告

 2月6日(土)に静岡県にあるぐりんぱへ12組の家族、総勢32名で雪遊びに行ってきました!
お天気が心配されましたが子どもたちの元気いっぱいな声が届き、バスの中から少しずつ
富士山が顔をのぞかせてくれました。

ぐりんぱにつくと横浜ではあまり目にしない雪に子どもたちは大喜び。さっそく雄大な富士山をバックに、子どもも大人も一緒になってそり遊びや雪合戦などの雪遊びを満喫していました!


思いきり遊んだ後の帰りのバスではみんなぐっすり寝ていました。
時間を忘れて家族で、またお友達とひと時を過ごすことができたことに感謝いたします。
また来年もみなさんと行けることを楽しみにしています!
ぐりんぱにウルトラマン現る!!
(金沢八景YMCA保育園 渡邉早紀)

2016年2月5日金曜日

瀬戸神社の豆まきに参加しました

金沢八景YMCA学童クラブ・季節行事のご報告


2月3日(水)の節分に、学童クラブの子どもたちは地元の瀬戸神社の豆まきに行きました。
出発前に、1年生には指導員から「節分ってなに?」「どうして豆まきをするの?」というお話しをしました。
※いくつか説はありますが、豆まきには「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の「無病息災」を願う意味合いがあるそうです。


 
瀬戸神社には地域の子どもからお年寄りまでたくさんの人が集まっていました。お祭りの雰囲気に子どもたちの気分も高まります。「福は内、福は内」の掛け声とともに、いざ豆まきが始まります。みんな地域の方々と一緒になり、一年の「福」をキャッチしていました。
日本には初詣や、節分、七夕など四季を感じられる行事がたくさんあります。今後も、お友だちと一緒に日本の伝統行事を経験していきたいですね。
(金沢八景YMCA学童クラブ 森田純弥)



2016年2月2日火曜日

寒い日も外に出かけよう!

金沢八景YMCA学童クラブ・1~3年生の活動のご報告

風邪予防には適度な運動も効果的です。どの肢体を動かせば、どういった運動効果が得られるのかを確認したうえで、一段と気温が下がってきた中でも元気に運動に取り組みました。

今回は全ての運動に通じる「体幹を鍛える」ことで、全身のバランスを整えることを目的とした運動を行いました。体幹を鍛えるトレーニングがボールを投げる時にしっかりと踏ん張れることや、怪我に繋がらない体作りになることを伝え、遊び感覚で取り組めるようにしました。

「ウォーミングアップで公園を走ろう!」という時には、みんな全力疾走!!
子どもたちの元気いっぱいな姿に指導員も自然に笑顔になりました。

まず片足立ちになり、できるだけその足を地面に向け曲げます。簡単にできる子は浮かせている足をまっすぐぴんと伸ばします。「バランスを取るのが難しい」と言っている子や、真剣な表情で指定された回数以上をチャレンジする子も見られました。

その後は、ケンケン足で行うドッチビーを使ったドッチボールをしました。ドッチビーを投げる時も、向かってくるドッチビーをよける時も常に片足立ちで行うので、普段力をいれない箇所にも負荷をかける体験ができました。

子どもならではの元気いっぱいさを発揮して、今後も一人一人が風邪予防に取り組んでいきましょう。

(金沢八景YMCA学童クラブ 森田純弥)