【金沢八景YMCA保育園】 2024 職員研修報告
横浜YMCA保育園14園の給食で使用している
「山ちゃんのお米」の産地である岐阜県へ研修に行ってきました。
元YMCAの職員である山田さんがおひとりで田んぼを管理しています。
(この写真だけでも広く感じますが、実際はこの何十倍も広い面積あります。)
水路を通して水をあげますが、その作業は約1時間以上もかかるそうです。
数か所の水路を開けさせてもらいましたが、かなり重労働でした。
水路の水は冷たくとても綺麗でトンボやカエル、タニシがいました。
(小さなカエル!おたまじゃくしもたくさんいました♪)
立派に育った稲穂を触らせていただきました。
(ぷっくりと育った稲穂)
稲穂の中を割ってみると白い液体が出てきました。
この白い液体が固くなるとお米になるそうです。
しかしスクスクと成長している稲穂の匂いを嗅ぎつけたイノシシやシカたちが
稲穂を踏み荒らしたり、食べてしまうことでお米が全滅してしまうことがあるそうです。
(田んぼにあった動物の足跡)
最近では、イノシシやシカ、カモシカが出ることも珍しくないそうで
とても悩まれていました。
太陽、水、動物、虫、田んぼの管理、風、自然
様々な条件が揃うことにより作物は出来上がっていると改めて感じました。
(収穫し、精米されたお米がたくさん、、、!
YMCA保育園に送られてくるお米もありました♪)
今回研修に参加して
私たちが普段何気なく口にしている食べ物がどれほどの苦労をして
育てられているか少しは理解をしていたつもりではありますが、
実際に目で見ることにより再認識させられました。
子どもたちにも今回の写真を見せてお米のお話をしようと思っています!
貴重な経験をありがとうございました。
(金沢八景YMCA保育園 栄養士 酒井)