2021年2月10日水曜日

【学童クラブ】ピンクシャツデーの取り組み①〜③

金沢八景YMCA学童クラブ ピンクシャツデー月間のご報告

2月24日(水)はピンクシャツデーです。

ピンクシャツデーとは、2007年にカナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。

ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを知った先輩2人が「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけ、学校中がピンク色に染まりました。すると、いじめが自然となくなりました。

このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。

横浜YMCAの取り組みはホームページから、ご覧ください。


金沢八景YMCA学童クラブでは1月27日(水)から約1ヶ月間、ピンクシャツデー月間としていじめについて考えていきます。


1月27日(水)ピンクシャツデープログラム①

有志のお友だちが、ピンクシャツデーの始まりのお話を紙芝居で披露しました。

紙芝居が終わった後に「なぜピンクのシャツを着たの?」と問題を出すと「男の子がピンクのシャツを着ていじめられたから!」と1年生のお友だちが答えていました。

「男の子なのに変」と否定したり、「女の子だからこうした方がいい」と決めつけるのではなく「こういう人もいるんだな」と認められるようになって欲しいなと思います。


2月5日(金)ピンクシャツデープログラム②

『ともだち』という本を朗読したあとに、“いじめ”というもののイメージを書き出しました。

「悲しい気持ちになる」「いけないこと」「すぐにできてしまうこと」「わからない」などと書き出していました。1ヶ月後にはどのようなイメージに変わるのでしょうか。みんなで学んでいければと思います。


2月9日(火)ピンクシャツデープログラム③

『わたしのいもうと』という本を朗読したあとに、言われて嬉しい『ふわふわ言葉』と言われて悲しい『チクチク言葉』について考えました。

 ①しずかにして欲しいとき  
 ②できなくて落ち込んでいるとき 
 ③嬉しい出来事を話したとき

の3つの場面を想定し『ふわふわ言葉』と『チクチク言葉』を書き出しました。

最後に『ふわふわ言葉』と『チクチク言葉』を使ったことがあるか聞くと、ほとんどのみんなが『両方使ったことがある』に手をあげました。

『チクチク言葉』を見て「あ、俺これよく言っちゃう。」と話してくれたお友だちがいました。

自分では気づかずに、相手を傷つけている言葉もあるかもしれません。普段使っている言葉を見直して、ふわふわ言葉が増えるといいですね。

(金沢八景YMCA学童クラブ 渡邉 陽香)