SDGsプログラムのご報告
目標10「人や国の不平等をなくそう」をテーマにプログラムを実施しました。
平等とは、お互いの違いを受け入れ合い支え合うことです。
平等な世界を実現するのは理想ですが、
社会や世界には様々な不平等も存在します。
今回のSDGsプログラムでは、
命・お金・生きる権利・幸せの不平等についてお話をし、
平等な社会や世界にするためには何ができるかを考えました。
命の不平等については、世界では少しの怪我や病気をしても
十分な治療が受けられず、亡くなってしまう人がいること。
幸せの不平等については、日本は経済的に豊かな国であるが、
世界の幸福度ランキングでは56位であること。
このことから、お金の豊かさと心の豊かさは同じではなく、
幸せの価値観は人それぞれ異なることを知りました。
最後にはお互いの違いを見つけて褒め合うワークを行いました。
2人1組のペアに分かれ、会話を通じて「違い」を見つけていきました。
低学年のお友だちは少し難しそうな様子でしたが、
好きな食べ物などテーマを決めたり、
ペアになった高学年のお友だちにリードしてもらうと
話しやすかったようでした。
走るのが好き/嫌いでお互いの違いを見つけたペアのお友だちは
「走ると風を切っている感じがして好き」
「走るのは好きだけど競争は一位になれないから嫌い、
それなら鬼ごっこのほうが好き」と様々な意見交換がされていました。
家族と一緒に暮らせていること、ご飯を食べられること、
学校に通って勉強ができることなど
私たちにとっての当たり前が当たり前ではなく、
幸せなことではないかと改めて考える時間になりました。
金沢八景YMCA学童クラブ