2019年2月18日月曜日

ピンクシャツデー(いじめ反対運動) まずは知ることから。

金沢八景YMCA学童クラブ  ピンクシャツデープログラムのご報告①

YMCAはピンクシャツデーに取り組んでいます。
ピンクシャツデーとは、2007年にカナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。

ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。
翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。

このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。

金沢八景YMCA学童クラブでは、2月中はピンクシャツデーに向けていじめに関する学びをしていきます。

その第一弾としてピンクシャツデーについての紙芝居を読みました。
1回目は立候補してくれたお友だちが一生懸命にみんなの前で読んでくれました。


2回目は看護学校の実習生に読んでいただきました。


聞いた後は様々な想いが出てきたと思います。
どうしていじめが起こるのか、いじめが起きたらなにができるのか。
それぞれの子が考えながら真剣に聞いているようでした。


今月はいじめについて考えていけるよう取り組んでいきます。
そしてピンクシャツデーとは何かを知り、自分たちにできることを見つけていけたらいいですね。

(金沢八景YMCA学童クラブ 藤川 幸太朗)