2019年12月5日木曜日

学生による朗読会『おさいふのかみさま』

金沢八景YMCA学童クラブ  朗読会のご報告④

関東学院大学学生の方々による秋の朗読会が始まりました。
今回は「おさいふのかみさま」というお話です。


おばけのばけばけは、ママおばけにおじいさんが大切に使っていた財布と100円のお小遣いをもらい、無駄遣いしないで使うよう言われます。ばけばけは商店街に向かうと色々な物が欲しくなります。その度に財布の神様が現れ、それは本当に欲しいものかを問われ、悩んだ末に安くて沢山買えるものを選びみんなで分けました。


お話の後、“お金をどう使うべきか”というテーマに沿って、
「お小遣い1000円をもらったとき、2000円のゲーム、500円のケーキ、300円の花束、100円のお菓子、ジュースをどのように組み合わせて買うかを考えよう」という課題に、本当に欲しいものは何か、各自真剣に考えていました。

「一番欲しい物はゲームだから、次のお小遣いまで使わずに貯めておく」という子や、「お母さんの誕生日のプレゼントに花束とケーキを買う」という子、「妹にお菓子を買う」という子、「今欲しい物がないから半分だけ使って残りは貯金する」という子等、色々な答えが返ってきました。

無駄遣いをしないことや、誰かの為に使うという思いやりを持つことなどを楽しく考えてみることができました。


冬休み、クリスマス、お正月、きっと普段より多いお小遣いをもらった時、「おさいふのかみさま」のお話を思い出してくれるといいなと思います。

        (金沢八景YMCA学童クラブ みずりんリーダー)