金沢八景YMCA学童クラブ 障がい・高齢者理解体験のご報告
チャリティーランの参加費や募金は、障がい児・者支援プログラムのために用いられます。
学童では、チャリティーランに向けて「手を差しのべようプログラム」を行いました。
手を差しのべようプログラムとは、疑似体験を通して肢体不自由・視覚障がい・高齢者について学ぶプログラムです。
肢体不自由体験では、車いすに乗って外へ出て、自分で車いすを動かしたり、館内を移動しました。
車いすに乗っていると、自動販売機のボタンに届かなかったり、小回りが利かずエレベーターの乗り降りに苦労しているようでした。エレベーターにある鏡の意味も学びました。
視覚障がい体験では、アイマスクをつけて白状を使って、館内を歩いたり、おやつを食べました。靴を履いて手を洗うなど日常で繰り返す動作も、自分の靴が見つけられなかったり、他の人にぶつかってしまったりと、様々な障がいを感じているようでした。
「こっちってどっち?」、「歩くの速い」など目が見えないことを体験することで、補助する側に立ったときに、ものの伝え方や、歩く速度を考えられるようになりました。
高齢者体験では、おもりや耳あてをつけてラジオ体操をしたり、階段の上り下りをしました。
体が重かったり、足が曲げにくかったり、思うように動かず不便を感じているようでした。
プログラムを通して、障がいのある人や高齢者の気持ちを理解し、街中で困っている人がいたら、声をかけて寄り添える人になってほしいなと思います。
また、横浜YMCAインターナショナル・チャリティラン公式YouTubeにて、取り組みの様子が載っていますので、ご覧ください。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渡邉 陽香)