2015年11月11日水曜日

募金はどこに行く?

金沢八景YMCA学童クラブ・1年生~3年生の活動のご報告

横浜YMCAでは、全国のYMCAと協働して、毎年11月1日~3月31日まで困難な状況にある世界や地域の人びとへの支援活動として「国際・地域協力募金キャンペーン」を行っています。

学童クラブでも、募金キャンペーンの一環として11月25日(水)に街頭募金を行います。

今日は、「なぜ募金をやるの?」ということから、「募金はどこの国に向かうのか?」を地図や国旗を見て、知るワークを行いました。世界に興味を向けるために先月から行っている国旗クイズ!その復習も含め、使途先の一部であるミャンマー、タイ、カンボジア、アフガニスタンなどを国旗や白地図を用いながら場所の確認をしました。地図を見ただけではわからなかった子どもたちも、国旗を見るとどこの国なのか当てる子も多くいて、少しずつ子どもたちの力になっていると感じました。
次に自分たちのお金の価値観について考えてみました。ドミノをお金に見立て、大きいドミノは1000円、小さいドミノは100円とし、指導員が指定した金額にピッタリになるように集めます。集めた後は、そのドミノの金額で何が買えるかをグループで考えました。みんなで想像力を膨らませ、300円だと「うまい棒30本!」「じゃがりこ!」といったお菓子類を挙げたり、36000円といった大きい金額では「洋服!」「お家!」といった少し思い切ったものを挙げる子もいました。
 
一通りみんなの意見が出揃ったところで、
集まった募金がどのように使われるのかを分かりやすく例を用いて説明をしました。
                  300円→9人分の給食費になる
                  2000円→10人分の風邪薬になる
                  36000円→1人1年間学校に通える
 

最後に、みんなの生活の周りには欲しいものが溢れていても、世の中には、学校に行けなかったり、十分な医療を受けられない子もいるという話をしました。少しのお金でも集めれば自分だけではない誰かに協力することに繋がります。今、自分にできることを考え、街頭募金の活動を通じ一人ひとりの心に何かが響くことを願います。                                  
 
(金沢八景YMCA学童クラブ 森田純弥)