2015年11月17日火曜日

世界を味わおう!

金沢八景YMCA学童クラブ

食を通して世界を知ることを目的とした「目隠しインターナショナル」を実施しました。
目隠しをしたまま外国の食べ物を食べて、その食べ物の名前と国名を当てるという内容です。目隠しをした解答者は、指導員から渡される食べ物をおそるおそる口に入れます。
 
目が見えないと、頼れるものは嗅覚と味覚、そして舌触りだけ。普段からよく食べている馴染みのある物や見たらすぐに分かる物でも、目が見えないまま食べると分からなくなってしまうようです。逆に、「このにおい知ってる!」「この食感で…この味は…あれだ!」と残された感覚を最大限に生かして想像を膨らませている様子も見られました。
正解を知っている解答者以外の人たちには、食べ物の国に関するクイズを出します。
「この国が舞台となった世界的に有名なシリーズ映画は?」
「この国にある世界遺産にも登録された大理石でできた巨大建造物の名前は?」
「2008年にオリンピックが行われたこの国の首都は?」
この国のクイズに答えられるか…間違った答えを言ってしまうか…で解答者が国名を当てるヒントを得られるか逆に混乱してしまうか…結果が大きく左右します。 
最後は、みんなで外国の食べ物を食べて、いろいろな国のいろいろな味を楽しみました。「外国の食べ物って全体的に油っぽいね。」という声や「目隠しをしたまま食べたらあんまりおいしくなかったけど、目を開けて食べたらおいしかった!不思議!」という感想がありました。中には、「やっぱり日本の食べ物が一番!」と結論づける子もいました。
今回は、外国の食べ物を「食べ」ました。
次回は、ワールドフードチャリティーフェスタで、外国の食べ物を実際に「作り」ます。
今後も、いろいろな角度から、世界を身近に感じられるプログラムを展開していきたいと思います。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)