2016年2月23日火曜日

お友だちから見た自分はどんな姿?

金沢八景YMCA学童クラブ  ピンクシャツデーに向けての取り組み③<高学年対象>
「あの子が△△するからいけないんだ。だから自分は□□するんだ。」子どもたちのケンカのシーンでよく耳にする言葉です。
自分の何気ない言動が、相手を傷つけていて、当人はそのことに気付いていないことが往々にしてあります。
自分はお友だちからどのように見られているのだろう?
そのことを知るために、「鏡映的自己」というワークをしました。
自分が思う、自分の「良いところ」「直したいところ」
お友だちから見た、
その子の「良いところ」「こうした方がもっとすてきになると思うところ」を付箋に書いて挙げました。

普段一緒にいてもなかなか口に出すことがない相手の良いところ。けんかが起きたときに必ず挙がる相手の直してほしいところ。
どちらも日頃から面と向かって伝えることができていたら、友好な関係を築くことができるのかもしれないですね。
本音を出し合えたことで、ワークを終えたあとのみんなはすっきりとした表情をしていました。

そして、ワークの後にこんなほっこりエピソードが。
「妹にやさしい」と自分の良いところを挙げてもらった子が、ワークの後、保育園のお友だちに紙芝居を始めました。「こういうところだよね。〇〇の良いところは。」と声が挙がります。

周りにいた子たちも、それに倣えと絵本の読み聞かせをしてあげたり、トランプを一緒にやってあげたり・・心温まる光景を見ることができました。


(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷 萌子)