2016年4月13日水曜日

ぶどう日記59

うれしいことばのうた ~卒園の日に~・金沢八景YMCA保育園

先月末、金沢八景YMCA保育園の卒園式が無事に終わり、14名の子どもたちが保育園を巣立っていきました。開園から6年を過ぎ、当時、0歳児クラスに入園した子どもたちの巣立ちです。“こんなことあったね~”大きくなったよね〜”と一人一人の成長を噛み締めながら、卒園をみんなで喜び合いました。

 

卒園を迎える中、子ども達が卒園記念の作品として『うれしいことばのうた』という歌を作り、保護者の前で発表しました。
 
「普段、みんなが何気なく話す言葉には、どんな意味が込められているのかな?」
「みんなにとって嬉しい言葉は?悲しい言葉は?」そんなやり取りから、子どもたちに『言われて嬉しい言葉』と『言われると悲しくなる言葉』を聞くと、素直な心でたくさんの言葉が返ってきました。

その言葉を一つ一つ紙に書いて仲間分けしていくと、子どもたちの会話が自然と広がります。

「ありがとうって言われたら嬉しい」「これ、お母さんに言ったら、嬉しいって言ってたよ」「えっ?この言葉イヤなの?わたしはうれしいよ。けど・・・」お互いの言葉に耳を傾け共感したり、仲が良くても感じる気持ちが違ったりすることを学びました。その後、この「うれしいことば」を廊下に貼ってみたら、年中児が読んだり、保護者が子どもたちに話しかけてくださったりして、年長児以外にも心に届くものがありました。
そんな経緯もあって、卒園記念に『うれしいことば』を歌にして、みんなの心に届けよう!!と、子どもたちが歌詞を考え、曲にのせてみました。
この歌が平和を創り出すきっかけになると良いな、と願います。
とてもあったかい歌なので皆さんにも、ご紹介いたします。ぜひ、一緒に歌ってください。
金沢八景YMCA保育園 小林あゆみ・迫 弓子
 
★子どもたちが歌った歌(音声)が横浜YMCAのFacebookにアップされています。
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